2008年02月04日

雪道お見舞い&近況(そしてこんな日もこちらは雨でした。)

今日(あ、もう昨日だ。)は節分でしたね。
節分にほぼ全国的に雪って、結構珍しいんじゃないかな?どうでしょう?
ニュース映像で東京に降りしきる雪を観ました。
関西方面まで広く雪が降っていた様ですね。

しかし、そんな日にも
こちら千葉県銚子では、寒いけど雨でした。

風は強くて嵐っぽかった(x_x)ですが。
車の方などには雪より楽で良いですけど、
なんだかちょっぴりつまらないです。(<子供(--;))
いや、でも大人になると雪は大変なことの方が多いですよね。
雪道お見舞い申し上げます。
どうぞお出かけの皆様は、明日(もう今日ですね(^_^;))も
あたたかくして、雪道には気をつけてお出かけ下さいね。

そんな私も、先週はちょこちょこと東京へ出かけておりました。
ちょいと手のかかるカットなどの仕事を抱えているので、
スケジュールはタイトでしたが、とても楽しく有意義な時間を過ごしました。

1/27日は午前中は東京ビッグサイトのコミックシティへ。
といっても、目当てのサークルARMZさんが昨年末に
出された素材集の新作を買って、あとは画材などを
ちょろっと見たりで会場を後にしてしまったのですが。

こちらの素材集、レイヤー使いが秀逸で、
デジタルでお仕事されている人手不足な漫画家さんには是非お勧めです。
アナログに印刷された版も出ていますから、背景にコピーなどを
比較的お使いになるアナログの漫画家さんにも良いと思います。
ARMZさんのサイトから通販も可能です。

午後からはこの日が最終日だった
「北斎展〜ヨーロッパを魅了した江戸の絵師〜」
を観に、両国の江戸東京博物館へ。
誘って下さった柳生柳さんご夫妻ほか、漫画家の大先輩方数名と共に鑑賞。

北斎って、名の残る大きな仕事をするようになったのって
40歳を過ぎてからなんですね。
そして90歳で亡くなる直前まで、描いて描きまくっていたお方!
江戸時代、いまよりずっと寿命の短い時代に…!凄すぎ。

まあ、そこまでの長寿はもうその個人の資質というか、
自分ではどうしようもない部分もあるけれど、
「人生の終わりまでずっと情熱を持って描き続けていく」というのは
見習いたいな、と思いました。

それから改めて、日本の漫画って浮世絵の表現手段と類似点
(参考にした点)が多いことに気づきました。
木の幹の描き方、川の水の流れの線での表現…。

昔よりトーンを多用する作風が多くなり、
デジタルで描く作家も増えましたけど、
物を「選んだ線と点」で描画するという
漫画の絵の根幹はおろそかにしてはいけないなあと痛感。

素晴らしい構図、卓越した画力!!
いっぱい目に焼き付けられて眼福でした!

翌日は私の仕事のアシをもう7年近くして下さっていた
Nちゃんの出産お見舞いに。
月曜日だったのでお土産に少年ジャンプを持っていく私(^◇^;)。
もちろん読むのは、母になったNちゃん。(毎週欠かさず買っている!)

生まれて3日目の坊やは、もう手を良く動かしていて、とっても元気。
お鼻も高くて将来有望な感じ(*^。^*)!
いつか母子いっしょにジャンプを読む日が来るのかな?(^^)

一旦帰宅。
カットの仕事の続きを数日ガシガシとやって1/31にまた上京(^_^;。
特急電車だとお金がかかるので、なるべく高速バスで(回数券を買って)
移動しています。

31日はデジタルノイズさんのデジコミ勉強会に。
今回は午後からの講座に参加。
今はコミスタで原稿を下書きから仕上げまでしている
私ですが、こちらでその効率的なやり方、
より便利な使い方などを時々教わっております。

もうかなり判っているつもりで「復習」くらいの心持ちで受講しましたが、
今回も新たな「へぇ〜!」がいろいろありました。もっと使いこなすぞ!
実践的なデジコミを導入したい方にはお勧めの講座です。

翌日2/1の夜には、江戸文化や落語に造形の深い、
漫画家のいご昭二先生のお誘いで
桂 吉弥さんの落語会「吉弥のお仕事です」(in内幸町ホール)に
ご一緒させて頂きました。
そう、NHK朝の連ドラ「ちりとてちん」の徒然亭 草原にいさん(^^)です。

落語自体は以前から興味はなくはなかったのですが、
あと三題噺でプロットを作ったり、なんてことはしたこともありましたが、
生の高座をまだ一度も聴いたこともなく…。

そんなドのつく初心者でしたが、このところ
「同じ物語が、噺家の技量や演出方法によって面白さに大きな差が出ること」
という部分にものすごく興味が湧いておりまして…。

それって、漫画の「画力もそこそこある、お話しも思いつきなどは悪くはない。
でもすごく面白いってわけでもない。」という、シビアな現実…ありますでしょ?
(そして自分は割とこっち側かも?と思ったり。…いや、絵も話もまだまだ下手ですけど(__;)。)
…に、凄く通じるものがあると思いまして。
逆に決して絵も上手いわけじゃないけど、味のある絵柄だったり、
お話しもそんなに斬新ではないのだけど、読ませ方、テンポの良さなどが
気持ち良い、なんていう作品はじんわりと人気があったりしますよね。
なんだか、そういうものの正体を知りたいと思っていたのです。

そこに、ちょうど「ちりとてちん」で吉弥さんが金魚売り等をやられていたのが
良いお声で、いよいよ落語に興味がふつふつと湧いて参りまして。(^^ゞ

乱れた生活時間帯のひとり暮らしが長かったので、朝の連ドラを観る習慣など
もうずっと無かったのですが、家族と暮らし始めたことで、
始め観るとは無しに観ていた「ちりとてちん」にすっかりはまり…。
ついでにものすご〜く落語に興味が湧き…。
これは生活が変わって良かったことのひとつですね。(^^ゞ

そんなことを周りの方にお話ししていたらいご先生に
「東京で吉弥の落語会がありますよ」と、お誘い頂き、
上方落語を中心に「予習」用の(^^)カセットテープ
などをいろいろ貸して頂きました。
(吉弥さんはもちろん、吉弥さんのお師匠の、まだ51歳で
才能を惜しまれつつ急逝されたという吉朝さん、
それからそのお師匠の米朝さんのや、本当にいろいろと。)

それで、このところはお絵かき仕事をしながらずっと
落語のテープを聴いて…という
まるでドラマでの若狭のおじいちゃん@米倉 斉加年の
ような生活をしておりました。

吉弥さんのこの日の演目は「たちぎれ線香」と「風邪うどん」。
人物の演じ分けが鮮やかで、滑らかな語り口と緩急、
空気が変わるお芝居にぐいぐいと引き込まれました。

「落語は普遍的な共感を呼びやすい人間の感情が描かれているから
お話作りでも参考になることが多いですよ」と、いご先生。
確かに。
そしてそれをどう語っていくか、という部分も含めて勉強になります。
これからもっといろいろな方の落語も聴いてみたいと思いました。
(そして吉弥さんのももっと聴きたい〜!<ミーハー(^_^;))
ひよっこですが、いろいろ勉強したいと思っています。

いろんな出会い、いろいろ学べたことに感謝しつつ、東京をあとに。
次の上京までのしばらくは、またお仕事やらいろいろと、頑張ります(^^)。
posted by ねもと章子 at 01:14 | Comment(4) | TrackBack(0) | 近況報告